ソース堺東
SST
SSTとは、ソーシャルスキル・トレーニングの略で、社会生活で必要な様々なスキルを身につけるためのトレーニングのことです。
ソースにて実施しているSSTプログラムに参加することで、就職に必要な下記のようなスキルをトレーニングすることができます。
- コミュニケーションスキル 相手に気持ちを伝えたり、相手の話を聞くためのスキル
- 問題解決スキル 問題に直面したときに冷静に対処する、解決策を考えるためスキル
- 感情のコントロール 感情をコントロールする、ストレスに対処するためのスキル
本日のテーマは「報告をする」。
報告とは、「自分が与えられた仕事の結果や進捗状況を上司など他の人に伝えること」です。
報告は、仕事を円滑に進めるために職場の人と意思疎通を図る大切なコミュニケーションスキルです。
報告が上手にできると、お互いの信頼関係のアップにもつながります。
以下に、よくない報告の例とその改善点をご説明します。
よくない報告の例
- 「〇〇の件ですが、ちょっとうまくいきませんでした」など、結論が曖昧
何がどういうふうに上手くいっていないかを説明しないと対策を練ることができません。
【改善点】「〇〇の件ですが、~が原因でうまくっていません」のように具体的な説明を行いましょう。
- 「〇〇さんがこう言ったので、~してしまったんです」など、責任転嫁や言い訳が多い
他の人のせいにすると、責任感のない人とみなされてしまい信頼を失います。
【改善点】「指示に基づき~を行いましたが結果的に~になりました」のように、事実を伝えましょう。
- 「〇〇の件、うまくいかずほんとうに腹が立ちます。仕方ないので計画を変えました」など、感情的になっている
感情を交えると、冷静に仕事をこなすことのできない人という悪い印象を与えてしまいます。
【改善点】「〇〇の件、残念ながらうまくいっておらず、計画を~のように変更しました」と、冷静に事実を伝えます。
- 「先月の計画、予定変更が生じたので先週から新しい方針で進めています」など、報告が遅すぎる
【改善点】問題が発生した時点で速やかに報告し、状況を共有しましょう。
効果的な報告を行うためのポイント
- 結論を最初に述べる: 報告を受ける側は結論を知りたいものです。最初に結論を述べることで、相手が理解しやすくなります。
- 客観的な事実を伝える: 感情的な表現を避け、客観的な事実を基に報告しましょう。
- 具体的な数字やデータを示す: 抽象的な表現ではなく、具体的な数字やデータを示すことで、より説得力が増します。
- 今後の対策を提示する: 問題が発生した場合には、今後の対策を提示するとよいでしょう。問題解決に向けて積極的に取り組んでいる姿勢を示しましょう。
- 報告のタイミングを守る: 定期的な報告や、問題発生時の速やかな報告を心掛けましょう。
会社で仕事を進めるうえで、きちんと自分の仕事を遂行していても、報告のやり方を間違えると評価を得られません。
きちんとした報告を行うことが仕事で評価される第一歩、といっても過言ではないのです。
障害者雇用で働くさいには、報告のスキルは特に重要です。
職場で困りごとが発生したばあい、速やかに報告を行い、自分ひとりで抱え込まないようにしましょう。
ソースをはじめ、就労移行支援事業所では、定期的に報告のスキルを高めることのできるプログラムを実施しています。
スキルを高めてから就職することで就業後のつまずきを減らし、離職のリスクを回避することができます。
ソース堺東・三国ヶ丘では、利用を検討している方向けにプログラムの見学ができますので、気になった方はぜひお電話、メールにてお問い合わせください♪
Excel MOS対策講座
Excelスキルを証明する国際資格、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)への合格を目的とした講座です。
ストレッチ
風邪が流行っています。ストレッチで体を動かし、代謝を良くすることで風邪を防止できます。
ソース三国ヶ丘
就労準備講座
もし気になるプログラムがあれば、ぜひ参加してみてください。ソースを利用していない方でも見学できますので、お気軽にご連絡くださいね!
2023年度 就職者 26名!!
ソース堺東 とソース三国ヶ丘は、
メンタルクリニックに通っている方や
障がいをお持ちの方の< 働きたい!> という気持ちを全力でサポートします。
随時見学・体験を受け付けておりますので
ぜひお気軽にお問合せください♪
お一人でも、ご家族や支援者の方のみでも大歓迎です。
ソース堺東
TEL 072-225-1010
ソース三国ケ丘
TEL 072-242-8083