事業所プログラム・イベントの紹介

できない仕事を断る、ということは、自分自身と組織全体にとって非常に重要なことなのです。

2024.12.21

就労移行支援事業所 ソース堺東・三国ヶ丘で実施したプログラムは以下のとおりです。

 

ソース三国ヶ丘

SST

「断り方」についてSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)を行いました。

 

仕事を始めたら、責任感を持って職務に取り組む必要があります。

自分に課せられた業務について所定の期日を守り、工夫をこらして良質な成果をもたらすために努力することが必要です。

自分の業務に真摯に取り組んでいれば社内での評価が上がり、さらに高度な仕事を任されるようになることでしょう。

このように、会社に入った後はスキルアップとともに業務が拡大していくのがふつうですが、自分の体力や仕事のスピードを大幅に超えるような量の業務や、現在のスキルでは遂行することが困難な難易度の業務を安直に引き受けることは避けなければなりません。

仕事を引き受けることには、その仕事を完了させなければならない、という義務が発生します。

そして、できない仕事を断る、ということは、自分自身と組織全体にとって非常に重要なことなのです。

しかしながら、上司から命じられた仕事を断ることはなかなか難しい、というのが実際のところ。

仕事を断ることが難しいと感じる主な理由としては、

 

・周囲の期待: 同僚や上司から期待されているため、断りづらく感じてしまう。

・責任感: 自分がやらなければ仕事が回らないという責任感から、断ることができない。

・キャリアへの不安: 断ることによって、評価が下がるのではないか、キャリアに悪影響が出るのではないかと心配する。

 

などが考えられます。

仕事を断らずにすべて引き受けることは、一見熱心で責任感があるように思われますが、実は様々な悪影響をもたらす可能性があります。

 

・質の低下: 多くの仕事を同時に抱え込むと、一つ一つの仕事に十分な時間と集中力を割くことができなくなり、結果的に仕事の質が低下します。

・納期の遅延: 多すぎる仕事量に対応しきれず、納期を守ることが難しくなり、周囲に迷惑をかけてしまいます。

・ストレスの増加: 仕事の量が増えることで、精神的な負担が大きくなりストレスを抱えてしまいます。

・健康への悪影響:過労で心身に不調をきたすことがあります。

・新しいことに挑戦する機会の減少: 既存の仕事に追われて、新しいスキルを習得したり、新しいことに挑戦したりする時間がなくなってしまいます。

 

上記のように、過剰に仕事を抱えすぎると、自分のみならず会社に迷惑をかけてしまうこともしばしば。

仕事を断ることは、決して悪いことではありません。むしろ、自分の能力を最大限に発揮し、より良い仕事をするためには、ときには断る勇気を持つことが大切です。

適切な業務量でこそ、質の高い仕事を行うことができ、それが自分のキャリアアップや会社の業績向上につながるのです。

就労移行支援事業所が実施しているSSTプログラムに参加すれば、こういった会社に入ったのちの仕事の生産性の高め方、楽しくクオリティの高い仕事をするためのコツを学ぶことが可能です。

ソース堺東・三国ヶ丘の両事業所でも毎週SSTプログラムを実施しておりますで、利用を検討されている方はぜひ見学してみてください♪

 

セルフマネジメント

ソース堺東

就労準備講座

「直属の上司とコミュニケーションがうまくとれない」場合の対処法を考えました。

 

 

「直属の上司から『なんでできてないの?』『それ前に言いましたよ』などと注意され、しんどくなってきた…」という状況をどのように受容して前向きに仕事を進めればよいのか、前回に引き続きプログラム意見を出し合いました。

上司とのコミュニケーションエラーが発生しているとき、原因は自分なのか、上司、あるいは会社の側に原因があるのかを分析したうえで、それぞれについて対応策を考えました。

 

<自分側の問題について>

・メモをとっていなかった→自分でメモをとるよう改善する。

・注意されたことを直せていない→業務後に振返りを実施し、注意点に対する改善策を考える。

 

<会社側の問題について>

・上司が丁寧に教えてくれない→障害特性を説明し、改善を求める

 

自分の行動を改善することはできますが、他の人や職場の思考や行動を変えることは困難です。
しかしながら、黙って我慢していても問題は解決しません。

話し合うことが大切です!

 

座談会

 

【無人島から生還しよう】ゲームを実施。

「大型ヨットでツアー航海中に嵐に遭い、面識のない6人が無人島に遭難した」というシチュエーションにおいて、全員が生還するためには何が重要か?

皆で話し合って、下記の項目から優先順位の高い順番に番号をつける、というゲームです。

・水の確保
・食料の調達
・住居の確保
・仲間との対話
・道具作り
・仲間に対する思いやり
・忍耐
・役割分担
・仲間との協力

 

話し合いを重ねることでコミュニケーションスキルが向上します。

無人島の気温に注目する人や、仲間との関わりを重要視する人など様々な意見が出ていましたが、最終的に統一的な見解を導き出すことができました!

 

もし気になるプログラムがあれば、ぜひ参加してみてください。ソースを利用していない方でも見学できますので、お気軽にご連絡くださいね!

 

2023年度 就職者 26名!!

ソース堺東 とソース三国ヶ丘は

メンタルクリニックに通っている方や

障がいをお持ちの方の< 働きたい!> という気持ちを全力でサポートします。

随時見学・体験を受け付けておりますので

ぜひお気軽にお問合せください♪

お一人でも、ご家族や支援者の方のみでも大歓迎です。

ソース堺東

TEL 072-225-1010

ソース三国ケ丘

TEL 072-242-8083

申し込みフォーム

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